2019-01-31 第198回国会 参議院 本会議 第3号
鉄道基盤の復旧工事費に加え、人流においてはバスの代替輸送、鉄道貨物などの物流においては迂回列車やトラック、船舶の代替輸送が実施されるなど、公共交通を担う各社にとって大きな負担となりました。
鉄道基盤の復旧工事費に加え、人流においてはバスの代替輸送、鉄道貨物などの物流においては迂回列車やトラック、船舶の代替輸送が実施されるなど、公共交通を担う各社にとって大きな負担となりました。
一方で、沿線自治体の皆さんや住民の皆さんは、何としてでも鉄路復旧をということで、不安を抱えながら、鉄道基盤を地元で保有し、運行をJR東に委ねる上下分離方式をJRに提案して、JRもそういう方向で提案したということを聞いております。これまでにない経営形態で、初めての仕組みです。 地元では、将来の維持、運行費の負担増を気にしながらも、JR只見線の復旧を切望しておられます。
そして、これが退出を、もう事業経営できませんよ、これ以上地方自治体も支援できませんよという状況の中になったときに、うまく生活路線、あるいはその鉄道基盤を利用しながらも新しい代替生活路線として交通輸送手段というのをどう位置づけておられるのか、大臣に最後にお答えいただいて、質問を終わりたいと思います。
さらに、大きな三つ目の問題としては、四国の鉄道基盤は全国最低なんです。今阪根さんも御指摘になったように、電化率はゼロです。複線化率三%です。コンクリートまくら木への転換率も八%です、全国四〇%と言われておりますけれども。そういう中で今一部だけ電化が行われていますが、これは香川県の本当の一部だけです。